帰郷 9
3週間ぶりに田舎町に帰ってきました。
高校生までは何も無いこの町がキライで退屈で
はやく遠くへ行きたいと強く思ってた。
ところがどっこい。今は真逆で。
このゆったりした時の流れと田園風景ある
この町に愛着が芽生えてて。
町おこししたい、なんて大それた気持ちでは
ないけれど、好きになった町になんらかの形で
貢献できたらなとひっそり思ってる。
学生時代のボランティア活動やNGO組織での
海外支援活動を通じて、就活の時なんとなく
思ってた。
自分はきっと営利企業には向いてないって。
今、僕の目の前に佇む
不自由しない収入と快適な生活を前に
変化を恐れる感覚もあって。
ただ異動という現実と向き合って、
向き合いたくない自分とも向き合って。
やっぱり自分は
大切な人と二人三脚で仕事してきた
かけがえのない時間が大好きで。
今後も大切な人と2人で何かやって行きたい。
自然があって、出来れば病院やスーパーが
近くにあって魚が美味しい町で。
好きな人と好きな町で好きなように生活したい
彼女のいない仕事スタイルは考えられない
それが自分なりの解です。
人生を捧げて守りたい人がいる。
そんな人に出会えてよかった。
これからもその人の為に一緒に生きたい。
なぁんて思う。